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トコタンのひとり言(open)

No.1296 レーダー「幸福感を知らない子供たち」  ( tokotan. )

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いつものコラムから
物の豊富な時代.....
さてさて.....



「幸福感を知らない子供たち」

 幸福感を知らない子供達が少なくないと思う。
「子供の頃は貧乏でね」とある芸能人が回想していた。「グロープなんて
買えないから、お袋が余り布で大きな手袋みたいなものを縫って、綿を詰め
てくれたんだ。でも、それでボールをキャッチすると、指がジーンとなるほ
ど痛くなってしまう。そうしたら、兄が新聞配達のアルバイトしてグローブ
を買ってくれたんだ。もう、うれしくってうれしくって。毎日、枕元に置いて
寝ていたよ」

 母の気遣い、兄の愛情、手に入らなかった物をもらった時の感動.....
彼はグローブ一つで、心に深く刻まれる幸福感を味わった。

 今、グローブを買ってもらって踊り出すほどの幸福感を味わえる子供が、
いったい何人いるだろうか。
 そもそも幸福感とは何か。満たされて幸せだと言う感じだ。
 ところが、現代社会では、経済が発達し、たいていの物が手にはいる。
つまり、枯渇感が失われている。さらに、あらゆる技術の発達で快適さと便利
さを手に入れている。年中爽やかな空気に接する事ができ、瞬時に誰かと連絡
をとる事も可能だ。要するに、不便さを失っている訳だ。

この枯渇感と不便さを克服した時に得られるものが、感動という名の幸福感だ。
逆に言えば、現代に暮らすわれわれは、充実感と快適さを得たことと引き換え
に、幸福感の二つの条件を手放ししていることになる。

 そこで、欲しい物をすぐに買い与えるのをやめたり、不便な生活をちょっと
経験させたりして、手に入れた時の感動や便利になった時の感謝が湧き上がる
ような、柔らかい心の基礎を作ってあげるというのはどうか。

 また、親や祖父母が子供に何かを与えるのは、子供のためというより、自己
満足の面が否定できない。だから、少しだけ、それを我慢する。

 日本の経済発展の礎は、焼け野原での幸福感の渇望だった。しかし、今は、
それがほとんどない。だから、先も見えないのだろう。
 そして、何より重要なのは、幸福感を味わえないのは、幸福なのではなくて、
実は不幸であるという事実だ。


************************************

さっきもつぶやきに書いたけど.....
自分で何か出来るってすごく幸せな事だと思うようになりました。
私たちの世代は、物があまり豊でなかったから、せめて子供にはとその時代の
方が頑張ってきてくれて、色んな成長を遂げてますよね。

それを当たり前だと思わずに、ふと自分を振り返ってみるのもいいですね。
あるある探しの原点と言うのか.....

自分で歩ける。
自分で食べられる。
自分で.....等.....色んなあるあるが見つかりますよね。

この中にも書いてあるけど、いつでも誰かに連絡がとれる。
これって、すごい事なんだけど.....
時々こんなふうにも思います。

携帯も何も無かった時代に過ごした私。
人との約束は、絶対少なくても五分か十分前には行くようにしてます。
ひょっとしてと言うときは、ちゃんと相手に伝えて置くし。

だけど、今は携帯さえあれば、連絡が取れる。
それなら、少し位おそくなっても、ごめん、五分遅れるねと言えば良い?
こんな事が、普通になったらイヤだなぁと我が子たちにも思います。

時代は、確かに便利になったけど.....
人とのお付き合いは、昔のままでいたいなぁと思う私、
時代錯誤かな.....
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投稿日時:2003/11/06 12:54:43
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