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トコタンのひとり言(open)

No.2526 師走の風景   ( tokotan. )

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毎日、名古屋駅前のイルミネーションの中を歩いてます。
人の流れは速くなってきて.....
師走だなぁと感じます。

その中で、ちょっと目立ってきたホームレスの方。
みんなが寒空に暖かいコートを着ているのに、なぜか年中変わらない姿。
寒くないのかなぁ。
そんな風に声を掛けてみたくなります。

昔、この時期、駅前のデパートでお歳暮のお承り係のアルバイトをしてました。
このデパートは名古屋でも一番の老舗だったのですが.....
この時、おえらい方がおっしゃった言葉がいつも心に引っかかっています。

寒くなると、浮○者(この方はこんな言い方をした)がうろつきます。
そんな時は、お客様に不快な思いをさせないように、私がさっと、腕をつかみ外に出しています.....と。

この言葉が妙にひっかかり、悲しく響きました。
そんな人たちは、確かに寒さしのぎにデパートの中に入ってくるかもしれない。
デパートの方としては、そういう手段も使わなくてはいけないのかもしれない。

でも、これをアルバイトである私や、社員の前で言ってしまったら、
お客様を見ただけでねぷみをする社員ができあがらないかなぁ。

そして.....
その人たちも、何かひとつを買ってくれるかもしれない。
そうすればお客様。
私だって何も買わずに見るだけだったり、寒さしのぎに通り抜けることもある。
なんだかこのおえらい方の言葉は、ちょっとだけ心が痛みました。
こんな考えの人が上にいると、このデパートはさびれてしまうなぁと.....

案の定、今このデパートはなんとなく活気がなくなってます。
それを見ていると、自分の心の中にはいつでもあたたかな春をもっていたいなぁと
そんな風に思う師走の風景でした。

  トコ


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投稿日時:2004/12/23 15:03:38
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