ExciteサークルExcite
素直な自分が好きですか?   トップ > 練習場 > ご自由にどうぞ
ようこそ tokotan. さん! (あなたはサークルオーナー です) 
トコタンのひとり言(open)

No.2633 なんとか原稿が通りそうです  ( tokotan. )

読まれた回数 ( 14 ) | 修正 | 削除

≪前へ | 次へ≫
この間、生きがい財団からの原稿依頼が合ったお話は書いたかなぁ。
書き上げて、添削も終わったようです。
一度かいてみます。




『ももたろう』で楽しいコミュニケーションを!


 みなさま、『昔話、ももたろう』はご存知ですか?と、お聞きすると
ほとんどの方が、「知ってますよ〜」と、ニコニコ笑いながらお答え
いただくのではないかと思います。

それだけ、『ももたろう』って、多くの方の心の中に暖かく残っている
お話ですね。

実は、私は昨年『ももたろう』との三度目の出会いをいたしました。
まだまだ、こちらに活動報告などを書けるものではないのですが、その
経過を書かせていただきます。

私の『ももたろう』の一度目の出会いは、多分、親のひざの上にのって
開いた絵本だったでしょう。

二度目の出会いは、今度は私が親になって子どもをひざの上に乗せて
読んだ『ももたろう』。

そして、三度目の出会いがやってきました。

私は、現在、通信制の大学の四年生で、心理系の勉強をしております。
その他に、「回想法」の勉強会に参加しております。
回想法とは、一人一人の過去の記憶を呼び戻す医療福祉の一つの方法です。
そして、過去を再認識することにより、今生きているという実感を得たり、
過去をきちんと整理することにより、現在の自分自身を受け入れる事が
出来たりと多様な効果があります。

現在では、医療福祉現場、家族介護、傾聴ボランティアなど多くの場所での
活用されているものです。
方法としては、グループで昔を回想するもの、一対一でのインタビューにより
回想するものなどがあります。

私が現在学んでおりますのは、インタビュー形式の回想法です。

大学四年生になったとき、卒論に取り組むことになりました。
卒論のテーマというものの決定はかなり難しく頭を抱えておりました。
その時、タイミングよく私の師(心療回想法研究会代表の小林幹児教授)が
認知障害のチェックとして「Dementia Check Lists」を作られたのです。

その『認知分野』の記憶の一項目である『ももたろう』をテーマとすることに
決定いたしました。

このテーマの決定にもこれからのご参考になるかと思われるコミュニケーションの
きっかけがあったからです。

まず、教授のチェックリストの項目には、「ももたろうのお話をどこまで覚えて
いますか」というものがあり、解答例として@川に桃が流れてきた A桃から
生まれたので桃太郎 Bさる、とり、いぬを家来にする C黍団子を作って鬼が島へ 
D鬼を退治 E財宝を持ち帰る F両親を幸せにしたの七段階がありました。この
項目で私と師との意見の違いがあり、師は、最後の両親を幸せにする(儒教の教え
でしょうか)。
私は、退治された鬼がごめんなさいと謝るという所でした。

それを会社の上司、同僚に質問してみました。すると色々な答えが返ってきて、
その人からまた次の人へと質問が受け継がれるのです。
小さなコミュニティの始まりです。

 これを何とかもう少し広げたいと思い、勉強中だったインタビュー形式の
回想法と、同時にインターネット等を利用してアンケートでの『ももたろう』の
意識調査を始めました。

 そして、会社の人からの小さな輪から始まったものが最後には桃太郎研究
90年間の小久保桃江先生(103歳)へと総数300近くの方々へとつな
がっていきました。

このコミュニケーションの広がりを考察してみますと、
@桃太郎のストーリーは、年齢、性別を問わず、ほとんどの人が知っている。
A子供の頃に不思議だと思いながら聞いていた事柄が、成長していく過程で明確な
疑問となるものが多い。(同一人物の中でも幼少期、成人期と楽しめる)
B聞き手も話し手も同時に楽しく話し合える話題である。
C昔話であるため型にはまった正解がなく、自由な志向で想像力が発揮できる。
D子供の頃の思い出が懐かしく温かくよみがえる。

これは皆様がこれから行われるセミナー等の開始時の、アイスブレーキングゲームの
一つとして使えるのではないでしょうか。

また、今の社会情勢は、@核家族化が進行、A母親の就業率の上昇、B独居の高齢者の
増加など、昔とは違う状況におかれています。

教育的には、ゼロ歳児からの読み聞かせが、情緒的によいと言われていますが、
母親の時間的ゆとりも多くとれないのが現状です。

それならば、昔の三世代同居のようなぬくもりある形を、地域でのコミュニティで
形成される事が望まれるのではないでしょうか。

おじいちゃん、おばあちゃんの暖かいひざの上で、昔話を聞く子供たち。
「それなぁに?どうして?」と好奇心の高揚。

また、独居の高齢者の方々においては、
@自分の知識を後世に伝える、
Aどこかで社会の役に立てるという自己実現。

そんな社会の第一歩として、
@「こどもの日」「敬老の日」「孫の日」などを利用して、地域で「昔話で遊び
ましょう」のイベントを開催する。
A高齢者の方に、地域の伝説やおとぎ話をして頂いたり、若い母親や子供たちは、
それを聞きながら自由に質問を交し合える雰囲気作りをする。
B回が進んできたあたりで、5W1H (「いつ」「どこで」「だれが」「なにを」
「どうした」)のゲームに、今までの昔話の主人公、登場人物を取り入れてみる。
「むかし、むかし」「海辺で」「桃太郎が」「竹から生まれた」とか、または一つの
物語だけを取り入れて「大昔のことだった」「川で」「鬼が」「桃を」「洗濯をした」
などと、一見おかしな話ではあるが、それで皆が和気藹々と笑いあえる世界がここにできる。

このように、一つづつ、着々と地域を固めていく事を私の「健康生きがいづくり
アドバイザー」「心療回想士」としての今後の目標としたいと思っております。

現在、ももたろうの卒論の時お世話になりました愛知県犬山市の桃太郎神社様より
「子供の日」のイベントの依頼を頂いております。私の今後の活動に向け、前向きに
考えてみようと思っています。ももたろうが運んできてくれた大きな「宝物」かも
しれませんから・・・・・

最後に、これまで使いましたアンケートの項目を書かせていただきます。
何かの機会に一つでもお使いになっていただけると、皆様のコミュニケーションが
更に楽しく広がる事でしょう。

※何かご意見等がございましたら、私あてにメール等いただけますと、幸いです。


******

この原稿の校正が昨日終わって戻ってきました。
もう少し、アンケートの利用方法を書いてもらったほうが良いのでは?という
ご意見も頂いたので、財団に連絡をしてみました。

私としては、私の考えのように使っていただくのではなく、皆さんのご自由に
アンケートを使っていただきたい事。
せっかく楽しい正解のない物なのだから......とお伝えしました。
そして、回想法とか、ももたろうの事については、直接メールやfaxがいただけ
たらいいなぁと......
そうしたら......また、お友達ができるっ。
やったね〜〜!!

そのあとこんな風にお電話の相手の人にメールしておきました。

*******

先ほどはお電話で失礼いたしました。
あれだけ深く読んでくださった事に感謝いたします。

さて......ももたろうクンはどこまで歩いて行くのでしょう。
そんな風に思うと楽しいですね。

アンケートの項目は、インタビューを口語的に文書化した物なので、
どんな風にお使いになっいただいても結構です。
正解のない物は、楽しいですよね。

一項目でもいいですし......
自分でやってみたりしてもいいし......
講演の時、「ももたろうってご存知ですか」なんて桃の季節にしてもいいし。
(花の時期、果物の時期、色々使えますよね)

◎◎先生は、セミナーで使おうとおっしゃってました。
それほど、奥が深くて使い道がありそうな??と、私は自画自賛してるんですが......

卒論をお読みになっていただけると分かるのですが......
このただのオバサンである私が、ネットを通じてのネーミング調査などから、
皆様のご助力を得て小久保先生までたどり着き......

私のインタビューを受けてくださったひと、アンケートしてくださった人は、
また次の人に色々楽しい会話を広げてくださったり......

おうちの中であまり会話しなかった思春期の子供たちとも、また楽しい会話が
出来たとか。

ももたろうは私の中でも不思議な存在になってます。

○○先生や、◎◎先生にもインタビューさせていただいておりますので、また
機会があったらお聞きになってくださいね。

本当にここまで、深く読んでくださった事......
感謝の気持でいっぱいです。

******

これを会社の女の子(お習字勉強会の先生)に話したんですね......
(メールでこんな風に書いたんです)

私はね......
相手の人にも納得してもらって出していただきたいなあと
そんな風に思ってました。
良かった〜〜!!

そして、人に批評してもらうことは、実は好きなんです。
それだけ深く見てくれているし、
私がそれでまた前に向くことも分かっているし......

自分の気持のいいことばかり言われていては、進歩ないもんねぇ
良いところは、ウンウン、これでよし。
ここは直したら?
それがいいよね。

お習字の日にいつもおもいます。
注意されるときの、私の姿勢。
注意してくださるときの先生の思い。
それが、書の何かに通じるのではと......

納得いくまで色々取り組んでみたいと......この年でも思ってます〜〜!!
変わり者だと人は言うなぁ......まちがいなくそう思います。あはっ

*******

彼女からの返事は......もう〜〜!!ものすごく嬉しいものでした。

*******

自分も一生懸命だからこそ、相手にも同じ気持ちで接しられる。
気持ちの押しつけではなく、そこには少しでもいいものを・・という
気持ちがあるからこそ、できる部分。

> そして、人に批評してもらうことは、実は好きなんです。
> それだけ深く見てくれているし、
> 私がそれでまた前に向くことも分かっているし......
> 自分の気持のいいことばかり言われていては、進歩ないもんねぇ

ほんとにそうだよね。
自分の考え方や感じ方は、自然に決まってしまって、
それがいいと思ってやってる。
それに対してどう意見されるかはわからない。
人それぞれ感じ方は違うから。
相手の意見をすべて受けいれる必要はないと私は思うの。
だって、相手と自分は違うわけだから。
相手にあわせる必要も、時として大切だけど、
あわせなくて良いときもあると思う。
その線引きと、人の意見を聞く耳はちゃんともっていたいと思う。

> 先生のお習字の時にいつもおもいます。
> 注意されるときの、私の姿勢。
> 注意してくださるときの先生の思い。
> それが、書の何かに通じるのではと......

トコさんがとても楽しそうにお稽古をしている姿をみると、
私もすごくうれしいの。
勿論、他のみんなもそうだけど、そういう楽しみのお手伝いを
私ができているんだなって。

トコさんの字は、とてものびのびとしているの。
字に性格がでるっていうのは、ほんとだよ。
トコさんは、大きくなっちゃうっていうけど、
ただ大きいのと、のびのび書けるのは、まったく違うから。
心の中のいい状態ででてるもん。
のんびりとのびのびは違うの。
こういう心の部分が、色々な人と接する事や、
色々なことに興味がもてるんだと思うよ。
興味や疑問を感じることは、いくつになっても大切だと思う。
その答えが出ても出なくても、何かは得られるとおもうから。
誰かの為ではなく、誰がどう感じるかではなく、
自分がそう感じたことを、また「いいな〜」と思えることが大切だと思う。

トコさんは、変わり者でもなんでもないよ。
みんな年を重ねると、いつのまにか子供の頃からもっていた
はずの何かを感じなくなるというか、使うのが下手になると思うの。
生活環境も変わってきて、色々な意味での余裕もなくなるのも当然。
でも、その中でもそういうものを、忘れずにもっていれば、
いつかは自然にそういう気持ちがでてくると思う。

納得いくまで、とりくみたい。

私もそう思う。
私も、そう思い続けたい。


*******

私って友達に恵まれてますねぇ
ビシバシ言ってくれる人がたくさんいるもの。

  トコ

≪前へ | 次へ≫
投稿日時:2005/03/08 17:37:42
リストへ戻る | このトピックに返信


お問い合わせ - 規約 | エキサイトホーム - Woman.excite - Auction.excite

Powered by OnNet
ClubForYou Ver. 3.0 Copyright(C) 1999-2006OnNet Co., Ltd. All rights reserved
Copyright © 1997-2006Excite Japan Co., Ltd. All Rights Reserved. 免責事項

inserted by FC2 system