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トコタンのひとり言(open)

No.2812 心の川を流そう   ( tokotan. )

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昨日の講演のテーマです。
ちょっと私の理解力が足りないかもしれませんが・・・・・
よろしかったらお読みください。

この講師の方は、新聞で「老いの風景」というのを連載されている方です。
ご出身は、郡上八幡というところで、子どもの頃、夏になると家から水着を着て、
毎日川で遊んだそうです。

そして、この地方では、吉田川という所での橋からの飛び込みが有名でもあります。
この方がおっしゃるには、「すごいなぁぁぁ」と思う時はまだ飛び込む意志の無いとき。
「うわぁ、怖そうだなぁ、どんな感じだろう」と思うようになると、飛び込みたいという
気持ちが出てきた時なのだそうです。
これは、何に対しても言えるかもしれませんね。

そして、この川遊びの様子をそれはそれは面白く話して下さるのです。
その当時、何にでも川に流す習慣があったそうで、ある時は、ネズミ捕りに引っかかったネズミが
ぷかぷか・・・・・目の前に・・・・・
ぎゃぁぁぁぁぁっっっと、思った瞬間、人ってどうすると思います?
息を吸うか、吐くか・・・・・
これが・・・・・吸うんですよねぇ。
思わず、吸ってしまって・・・・・「ペスト、ペスト、ペストにかかって死んじゃう〜〜!!」と
家に帰って話すと、お母さんは「大丈夫、三尺(1メートル位?)流れたら川は綺麗じゃ」と。
ほほぅぅぅ。今でも生きていらっしゃるのだから確かに・・・・・確かに・・・・・

この方は、本当に色々な経験をされていて、ガンにもかかり、子どもさんのいじめもあり、
でも、そのたびにこう思われたそうです。(もちろん、色々な気持ちを乗り越えたからこそ)
「人生を味わおう、豊かな人生の為に」と。
そして、「そんな色々な感情を味わいに来ている」のだと。

ただ、感情は川の流れと同じで、流れていけば問題は無いもの。
どんな感情も、誰かに話してしまったり、共感してもらえば綺麗に流れていくもの。

ただ、誰にも話せない状況とかもありますよね。
そんな時は、抑圧されたものが溜まって澱んでしまいます。
水が澱むと、腐って行きます。
心の川が澱んでいくと・・・・・大変なことになります。
人のお話に耳を傾けるのは、そんな心の川をすっと流すお手伝いをすること。

たとえば、「今日は○○だった」
「そんな事私に言われてもわかんないわ」だと・・・・・何だか??ですよね。
そうではなく「そうなの。今日は○○だったのね、大変だったね」とか。

人は本来は自分の気持ちを誰かに聞いてもらいたいもの。
それなら、うなづいたり、繰り返したり、一生懸命お聴きしたいですね。

「獄」と言う字・・・・・
真ん中に言いたい事がありますよね。
でも、左は ケモノ   右は、犬
これでは、自分と同じ気持ちには、なってもらえません。だから、地獄・・・・・
寂しくてたまらなくなる気持ちです。

反対に、言いたい気持ちに人が寄り添う・・・・・これで、「信」

そして、言葉は、耳から入って脳に直撃されます。
気をつけないと、言葉は凶器にもなってしまいますよね。
だから、その時々に対応できる、色んな感情の表現をたくさん心に持ちましょう。

心の川を綺麗に流すために・・・・・

****************

(テキストより)
心には川が流れています。
川には、感情が流れてきます。
人生とは流れてくる感情を味わうことであり、たくさん味わった人間の人生を豊かというのです。
ところが、川は澱むと腐ってしまいます。
感情が腐ると人は孤独になって人生の意味さえ失ってしまいます。
心の川を流す。
その大切さと方法を学びましょう。

****************

中々難しいですね・・・・・
でも、頑張ろうっと。
今日はちょっとだけ真面目です。

  トコ

渡辺哲雄先生・・・・・http://park2.wakwak.com/~rara/
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投稿日時:2005/06/12 23:32:22
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