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トコタンのひとり言(open)

No.2845 紫陽花  ( tokotan. )

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あるコラムを読んでいたら、面白い記事を見つけました。

オウムに言葉を初めに教える時、「オタケさん」と言うのが定番のような?
では、なぜ?「花子さん」「太郎さん」ではないの?
ちょっと気になりますよねっ

この言いだしっぺは「シーボルト」さんらしいのです。
オランダ商館の歯医者として長崎に来たシーボルト。
翌年、16歳の遊女と知り合い、恋に落ち、一女をもうける。
その遊女の本名が、「楠本滝」さん。
シーボルトは彼女の名前をオウムに覚えさせたくて「お滝さん」と何度も呼んでいた
らしいのです。
それを近くで見ていた人が「オタケさん」と聞き違い広がったとか......

また、シーボルトは6年間の滞在期間に「日本植物誌」を著したが、その中にも
「お滝さん」の名前をつけた植物があるんです。
学名「ハイドランジア・オタクサ」と呼ばれているもので、和名では「紫陽花(アジサイ)」
アジサイの種類は現在150種を超えるらしいのですが、母種はガクアジサイで日本固有の
花でした。それが海外に持ち出され品質改良され、逆輸入され、今では西洋紫陽花の方が
日本国内でも多くなっているようです。

では、「アジサイ」の語源は?
「アヅ(集)  サ(真)  アイ(藍)」、つまり、「青い花が集まって咲く」という意味だそうな......

ではなぜ「紫陽花」と表記するのか?
唐の詩人・白楽天が、ある寺に咲いていた、まだ名前の無かった紫色の美しい花を
「紫陽花」と命名したそうです。
日本ではこれをアジサイと判断し、当て字にしたとか......

しかし、白楽天の「紫陽花」は「ふくいくたる香りを放つ」とあるから、香りが全くない
日本の物とは別物なのだけど......
イメージがあまりにもぴったりなのでそのまま使われたらしいのです。

そんな不思議ないわれを持つ紫陽花。
酸性の土壌では青く、アルカリ性の土壌なら赤く色を変えて咲く。
「育った環境次第で色が変わる......人間もそうですよねぇ」とここまで納得してきたら。

最後のひとことが驚きっっっ。
すっかり改良されてしまった最近の西洋紫陽花は、もう色を変えるのは難しいとか??
あららぁぁん〜〜!!

時代でしょうか。
色が変わるのではなく、その個性の色でいきていく......
それもアリかも......ねっ。

トコ
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投稿日時:2005/07/08 17:41:23
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