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トコタンのひとり言(open)

No.3109 ボイスセラピー・・・・・与える愛(四季抄とおおきな木から)  ( tokotan. )

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昨日は、月に一度のボイスセラピーの講座でした。
段々楽しくなってきましたよっ。
意味がわかってきた・・・・・あはっ。

いつも仲良くしてくださるユウさんにお会いするのも楽しみですしねっ。

さて・・・・・まずは、前回のフレデリックの振り返りから・・・・・

テーマは「見えないものの大切さ」

@ 三つの「光、色、言葉」の中であなたの選んだものは?
A フレデリックになったつもりで、選んだ物を通して伝えたい事、感じた事
B フレデリックはあなたの周りに居ますか?どんな人ですか?

光を選んだ人は・・・・・暖かさ、愛、希望、大きなもの、元気、
色を選んだ人は・・・・・変化していくもの。人生、心の変化
声を選んだ人は・・・・・言葉は見えないけど、色々な励ましが出来る。たとえば地震の時なども真っ暗な中で声はみんなを導く事も励ます事も出来る
全てを選んだ人は・・・・・見えるものも見えないものも力を色々なところで発揮するもの。
なんて、振り返りの言葉が多かったようですよっ

そしてあなたにとってのフレデリックは・・・・・と聞かれた時、
「○○です」と答えたりしますよね。
でも、それをもう少しこんなふうに書いてみましょう
「○○の優しさです」と。
では、もう少しだけ・・・・・「○○の優しさに出会って、その○○(具体的に)の所がすごく良いと思いました」と。
こんなふうに少しずつ具体的に話が出来るようになったら、良いですねって。

なるほどね。
本の感想でも、ここが良かったぁと思ったとき、ここのどういう所が良かったのかと、肉付けしていくと良いかもしれませんね。
ご参考に・・・・・どうぞっ

それと、先生がおっしゃるの。
みなさん、フレデリックのこと、どなたかを書いて下さったけど・・・・・
本当はみなさんも、誰かの「フレデリック」かもしれませんよ。
きっと、そうですよ・・・・・と。

****************

さて、今回のテーマは「与える愛」です。
それはなぜか・・・・・

では、星野富広さんの「四季抄」から・・・・・

「ばら」

淡い花は
母の色をしている
弱さと悲しみが
混じりあった
暖かな
母の色をしている



「つばき」

ひとつの花のために
いくつの葉が
冬を越したのだろう
冬の風に磨かれた
椿の花が輝いている
母のように
輝いている


「なずな」

神様がたった一度だけ
この腕を動かして下さるとしたら
母の肩をたたかせてもらおう
風にゆれる
ぺんぺん草の実を見ていたら
そんな日が、
ほんとうに来るような気がした


私はこのなずなの詩を読み出したら、急に涙がとまらなくなってしまい・・・・・
なぜかわからないのだけど、ながれてくるのです。
今まで経験した事のないような、不思議な涙でした。
本当に神様、一度だけお願いを聞いてあげてください・・・・・そうお祈りしたくなるような。
ううん、言葉にはやっぱりできないなぁ。
母への愛は、こんなふうに深いものなんですね・・・・・

****************


今回の絵本は、「おおきな木」英語では、giving treeというタイトルのようです。

「おおきな木」

作・絵: シェル・シルヴァスタイン
訳: ほんだ きんいちろう
出版社: 篠崎書林

この初版いつだと思います?
1976年なんですよ。すごいロングセラーでしょう?
表紙は綺麗な緑色なんだけど・・・・・中身は、全く色がついてません。
普通の線だけの絵がかかれてます。

では、少しだけ中身をお話してみますねっ

昔、大きなリンゴの木がありました。
そこに毎日小さな男の子が遊びにきます。
木の葉っぱを集めてかんむりにしたり、幹に上ったり、枝にぶら下がったり、リンゴを食べたり・・・・・
木とかくれんぼうして、疲れると木陰でお昼ねするのです。
ちびっ子は木が大好きで、
そして、見ている木もそれがとっても嬉しかったのです。

ちびっ子は少し大きくなり、木のそばに来なくなりました。
あるひ、ひょっこり現れて木は大喜びします。
「枝にぶら下がったり、上ったりしてあそびなさい」と木はいうのだけど・・・・・
大きくなった男の子は、「買い物したいからお金ちょうだい」と言うのです。
すると、木は「じゃ、リンゴをもいで町に売りに行きなさい」と。
男の子は、喜んでみんなもぎ取って行くのです。
それでも、木は嬉しかった・・・・・

また年が過ぎ・・・・・今度は男の人になってきました。
「お嫁さんが欲しい、お家が欲しい」
すると木は「では、枝を持っていきなさい。家が建つでしょう」と。
男は、枝をみんなもっていってしまいました。
それでも、木は嬉しかった・・・・・

そして、長い間男はこなくなって・・・・・
あるひひょっこりやってきました。
木は嬉しくて嬉しくてものも言えないほどでした。
男は言うのです。
「何も面白い事はないし、舟にのって遠くに行きたい。舟が欲しい」と。
木は言うのです「では、私の幹を切り倒し舟をお作り。そして楽しく過ごしおくれ」と。
男は木を切り倒し、舟を作ってもっていきました。
木はそれで嬉しかった・・・・・
だけど それは ほんとかな?

長い年月がすぎ男は年寄りになって戻ってきました。
木は言うのです。
「すまないね。もう何もあげるものはないんだ」と。
男は言うのです。
「もう、リンゴは硬くてかじれないし、年寄りだから木にもぶら下がれない。木登りだってできない。」
木は「もう何もあげられないよ。古ぼけたただの切り株になってしまったから」というのです。

そして、男は、そっとその切り株に腰を下ろすのです。

****************

さて、みなさんはどんな風に思われたでしょう。
グループで振り返りをしました。
木を自分の母として大きな愛を感じる人。
自分が母の立場として子供を思う心。
色々なお話が出ました。

わたしも両方の思いが交錯しました。
深い愛がそこにありますね。

でも、ここまでしなくても?と、思って腹を立てている人もいたり・・・・・
深いお話ですね。

実はね・・・・・私、この本を読んでいるときも、涙がとまらなくて・・・・・
父にしてもらったこと、色んな事があったのだけど、何も返してなかったなあと。

でも、親として考えると、子供が元気でニコニコしているだけで良いのだから、立場が違うとこうも違うのでしょうか・・・・・ねっ
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投稿日時:2006/05/22 01:10:06
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