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トコタンのひとり言(open)

No.3114 いいこと日記......梅干しの気持   ( tokotan. )

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朝、更衣室でお隣になる方が、そっと私の耳のそばで何やら......
ん??と、耳を傾けると、こんな素敵な詩を読んでくださいました。

あなた、こう言うのお好きみたいだから......と。
押し付けじゃなかったらいいのだけど......と。

このお気持と、この詩があまりにも可愛いので書いてみます。


「梅干しの歌」

二月、三月、花ざかり
うぐいす鳴いた春の日の
楽しい時も夢のうち

五月、六月、実がなれば
枝からふるい落とされて
近所の町へ持ち出され
何升何合計り売り
もとよりすっぱいこの体
塩に漬かって辛くなり
紫蘇に染まって赤くなる。

七月、八月、暑いころ
三日三晩の土用干し
思えばつらい事ばかり

それでも世の為、人の為
しわは寄っても若い気で
小さい君らの仲間入り
運動会へもついてゆく

ましていくさのその時は
なくてはならぬこの私

九月、十月、秋の日々
山はもみじやかえでが色づいて
里の庭々 秋の声
ふたたび仲間は おにぎりや
シソに巻かれて旅に出る
私は淋しく樽の中

十一月、十二月、この月に
山には雪がちらちらと
里には木枯らし吹き荒れて
庭ではペッタン、ペッタン餅をつき
樽の中ではブルブルと
私はふるえて年を越し

正月、元旦、年明けて
書初め、羽つき、こま回し
家で家族が 笑顔で雑煮食べ
梅のつぼみがふくらんで
花の香りを待ちながら
私は樽の中より

おめでとう


*********************

うめぼしのうたの詩は、明治時代に教科書(尋常小学読本巻5)に載っていたそうです。
調べていくうちに作者は不明なのですが、多くの方が数え歌のように語り継いでいるのが
わかりました。
埼玉県鴻巣市の特別養護老人ホームの掲示板に「おばあさんの語り書き」として日々
愛読されていたものを介護スタッフの要望から新たにメロディーをつけたものがあるようです。

これを下さった方は、60歳くらいのかたなので、
「それでも世の為、人の為 しわは寄っても若い気で 小さい君らの仲間入り」という部分が
大好きですって。

みなさんの心に何か止まった季節はありましたか〜〜!!


http://www.fm767.com/ume/


ps,CDとか、元気体操とかも出てるみたいだから、CD欲しいなぁ
ヘルパーの友達たくさんいるしぃぃぃ。

それとね。このHPを印刷して、この詩を見せて下さってひとに持っていったのですよ。
すごく喜んでくれました〜〜!!
また、お友達増えたねっ
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投稿日時:2006/05/26 08:58:47
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