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トコタンのひとり言(open)

No.504 レーダー.....「備わることを一人に求めず」   ( tokotan. )

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毎週くる冊子の表紙のコメントなのですが・・・・・
ちょっと心に留まることが書いてあるのですよ。
時々しか入力出来ませんけど、良かったら読んでみて下さいね。


「備わることを一人に求めず」

 評論家の竹村健一氏は、講演でしゃべったり、テレビで話したり
する時、漢文のことわざをよく使うと言う。含蓄の深い表現が多い
からだ。

 よく使うのが、「賢者は愚者に学び、愚者は賢者に学ばず」。
賢い人と言うのは、どんなつまらない話を聞いても、どんな人と
会っても、そこから得るものがある。一方、愚か者というのは、
せっかく賢い人と会っても、良い話を耳にしても、そこから何も
学ばないというものだ。これは、重要な言葉で、日常のほんの
ちょっとした話からあっと思うことが出来たらなら、得る物が
ドンドン大きくなっていくのだ。

 竹村氏自身も、そうやって知識やものの見方を豊かにしていっ
たそうで、「私が二十年間、毎日のようにどこかでしゃべっていら
れるのは、そのおかげだ」と語っていた。
 要は、世の中、周りの人、周囲のことすべてが、自分の先生の
ようなものだ。そうやって生きていけば、得る物はいっぱいある。

 似た言葉に、「備わることを一人に求めず」がある。人間という
のは、必ずしも自分がすべてに優秀で、何もかも知っている必要は
なく、各分野に優れた知人を持っていて、その人たちをうまく使える
ようになればいいということだ。現代のように複雑な時代はなおさら
だろう。何から何まで専門的なことがわかるはずがない。そこで、
自分の周りにそれぞれの分野に精通した人をおくわけだ。

 総理大臣にしても、そうだろう。たとえば、小泉首相個人には、
それほどの能力がなくとも、周りに優秀な人材がいればいい。
 企業経営も一緒。時代の流れが速く、しかもグローバル化が進展
するいまは、経営者が全てのことを出来るわけがない。だから、
ブレーンに各分野の専門家を置いたり、異業種交流などを通じて
様々な人たちと知り合ったりして、各々の英知を結集して経営に
あたらなければならない。自分の周囲を「イエスマン」で固める
ような経営者は、右肩上がりの経済の時には通用したが、これからの
時代はもう要らない。

 「鉄鋼王」と言われたアンドルー・カーネギーも、同様のことを
言っていた。彼は鉄鋼業で莫大な財産を作り、それを元に文化財団
まで作った。そのお墓には、次のように刻まれている。
 「自分より優れた男を周りに集めた男が、ここに眠る」。

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これを小難しく考えなくても、人の話から、何か得る物を見つけられ
れば、良いのではないかしら。
このサークルの中でも、色んな人がいらっしゃるし、色んな意見があり
ますよね。それを素直に聞ける.....そんな事で、世界が広がる
気がするけどなぁ.....
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投稿日時:2002/08/30 12:37:38
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