みつはしちかこさんの．．．．．「たんぽぽ日記」 [ 素直な自分が好きですか？ ] | エキサイトサークル

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No.620 みつはしちかこさんの．．．．．「たんぽぽ日記」 ( tokotan. )	読まれた回数 ( 9 ) \| 修正 \| 削除
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今朝、昨日ご趣味はなあにの方に書き込みした、チッチとサリーの叙情詩の本を会社に持ってこようと思い．．．．．間違えて、たんぽぽ日記を持ってきてしまいました。でも、このエッセイ集．．．．．楽しいから、書き込みしちゃいます。まず、今日はまえがきからね．．．．．みつはしさんの考え．．．．．トコタンはそのまま共感出来るんだけどみなさんはどうでしょうね．．．．．　まえがき　歳をとることは、表面的には残酷なことですけれど、内面的には、とっても素敵な事だなぁ、と最近しみじみ思うのです。　表面的に残酷な事、といっても、白髪になったり、しわが増えたり体力がおとろえたりしていく傍らの、長いつきあいの人たちを眺めていて、そう言うことで嫌になったり、醜くなったと思ったりは決してしないものですね．．．．．少し、哀しみは覚えるけど、同時に、とてもいとおしい気持が寄り添うのです。　一人一人がその人なりの顔になってきている．．．．．たとえば、我が家の八十一歳のお姑さんとお茶を飲んでいて、時に、「あー。なんて可愛い笑顔なんだろう」とみほれてしまったりするのです。　若いときは、コンプレックスの塊でいじけきっていた私ですれど、歳をとるにつれて、私が、私自身に素直になってきて、勇気を出して顔をあげ、少しずつ自分を外に表現出来るようになってきたのです。　子供の頃、大嫌いだった長ネギや三つ葉、若いとき気持悪かったウニ、等が大人になっていつのまにか大好きになっているように、歳を重ねていくうちに、食べ物にしろ、人にしろ、すべての生命であるものたちにそれぞれの持ち味の、えも言われぬうまみを味わえるようになってきているのです。　長いお付き合いで、次第に、舌が肥えた、というのでしょうか、このごろまいにちが、とても美味しいのです。 "いいなあ"”すきだなぁ”と思ったら、思わず微笑みかけているんですね、すると相手も微笑み返す、私が素直な気持ちで手をのばせば、相手も手をのばして自然にあたたかい握手ができる、ということを、最近になって、ゆっくりわかるようになってきたのです。はじめは、ほら、電車の中などで可愛らしい赤ちゃんをみて、思わず笑いかけると、まだ言葉もしゃべれない赤ちゃんがニコッて笑い返してくれるでしょう。あの感じです。　やわらかい心でよく目をこらしてみると、毎日の平凡な暮らしの中にキラキラと沢山の宝石が見えてくるのですよね。もちろん、この宝石は、ある人にとっては単なるつまらない石ころかもしれません。けれど、私にとって美しい宝石なら、それは美しい宝石なのです。　思えば、そういう日常の宝探しが、私の仕事．．．．．漫画を書くこと、詩を書くこと、文を書くこと、そして、いきることに結びついているようなのです。　このエッセイ集は、私が今までもらった沢山の宝物たちの中から、思いつくままとりだしてみたものたちです。　ホントに、ある人にとっては馬鹿みたいな不用品だと思います。でも、私にとっては、私を生かし、私に勇気を与えてくれる宝物たちなのです。　ひとつひとつに「ありがとう」のお礼状を書くつもりで書いてみました。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊前書きもなかなか素敵でしょ。私は、このみつはしさんの話をウンウンっていつも読んでます。一話づつ、ゆっくり書いていきますので、お時間のある方は読んで下さいね。と．．．．．ここまで書き込んだらでお昼の休憩が終わりましたぁ～～！！さて、お仕事お仕事。
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投稿日時：2002/10/25 13:00:22

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