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トコタンのひとり言(open)

No.969 個性の違う人と関わること   ( tokotan. )

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金曜日、総務課に派遣させている女の子と食事に行きました。
凄くいい子で.....
我が家の嫁に、こない?なんて話しているのですよ。
うふふ。

その彼女と、居酒屋さんに行き、いろいろ心の中の話をしました。
彼女は、3月でわが社の派遣生活1年が過ぎました。
実は、彼女が凄く辛かったこと。私にだけ話してくれたんですよね。
会社の人には話したくなかったんですけど.....って話してくれたんです。

10月にコピー室に、弱視の21歳の女の子が入ってきたのです。
それで、お昼に、一人で食事をしているので、自分の席は四人がけのうちひとつ
あいていたから、そこにきたら?と誘ったみたいなんですよ。

だけど.....
あとの二人は1.2日くらいしたら.....こなくなってしまった。

急に一人で対応を迫られたわけです。
その時、凄く人間不信になったけど.....という話をぽつり、ぽつりと
してくれました。

今までそういう人とのかかわりが無かった彼女は凄く対応に困ったみたいなんですよね。
おまけに、弱視の彼女は、現実の世界と、もうひとつの世界があるみたいで、
いつも一人で色々話をしているのです。

だから、自然にみんなも寄らなくなってしまって。
派遣の彼女が一人で色々話し相手になっているのです。
2.3ヶ月本当に対応に困って悩んだんですよって、話してくれました。

現実として、やはり、自分の今まで関わったことの無い、個性の違う人と
関わることは、難しいことですよね。
真面目に対応しようとすれば、するほどだと思います。
相手の人がどこまでを望んでいるのかわからないのですから。
自立しようしているのに、余計なお手伝いは相手のためにならないし.....

それを彼女は介護士のお友達に支えられながら.....
今は、その弱視の彼女を一生懸命理解しようとして、頑張ってます。
その介護士の彼女も、その道を目指してちゃんと対応できるつもりでも
はじめは色々戸惑った.....などと話してくれたそうです。

まだまだ、会話はかみ合わないみたいだけど、弱視の彼女は今までお友達が
いなかったとの事。
ううん、それより、今までの20年は、いじめられてばかりで、人間不信だったとか。
この総務の彼女がはじめて出来たお友達。

二人にとって、この出会いは、神様のお引き合わせかも。
そして、心理学を目指そうと思っている私にとっても、彼女の心の中の叫びを
聞いたことで何か目的が少し見えた気がします。

私がこの産業カウンセリングの世界を目指すのは.....
彼女にも言ったのだけど.....
今、会社の中でうつ病になっている人たち.....
この人たちがでていらっしゃったとき、また、病気になりかけたとき、もっと
専門的な勉強をしておいて、価値のある一言がいえたなぁ.....と
思ったからです。

うまくかけないけど.....
なんだか、背中をドンと押されたようで.....
とっても、前に進みやすくなりました。

個性の違う人たちと関わること。
そして、その中で何かを見つけること。
私のこれからの課題だと思ってます。

うーーん、うまくいいたいことがかけない.....
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投稿日時:2003/04/13 17:36:57
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